新曲リリースにあたり
お初の人も、馴染みの人も、どーも。
ZEROSHIKIのリーダーでベース弾いてる
ZEROSHIKIの新曲、ZEROのリリースにあたりちょいとブログを書いてみようと思い筆を執った次第であります。まぁ、これから先も音楽の事を中心にちょこちょこ書いていければなぁと思っております。
ZEROSHIKIというバンドは結成から20年も経ちます。
お恥ずかしながら嫌になった時期もありまして、やめようと思ってました。数年前は。
その時ちょうど気の合う仲間とキルスウィッチャーズという、二次元LOVEな事をやろうというサークルを作りました。
そのキルスウィッチャーズ用に作った曲がこのZEROという曲です。当時は曲名も決まってませんでした。
皮肉にも、長年やってきたバンドを嫌になれた事で作れた曲です(苦笑)
しかし音楽を作るということも、心底嫌になっていってしまいお蔵入りになってしまいました。
そこから、数ヶ月間本当にただただ美少女ゲーム(エロゲってやつですね!)をやって日々を過ごしていました。
でも不思議なもんで、ゲーム以外何もせずに過ごしていたら何かをやってみようという気持ちが逆に湧いてきたんですよね。
エロゲのストーリーの素晴らしさに涙し、エロゲの音楽の素晴らしさにも涙し、ひたすら泣いたら曲を作ろうと思えました。
そこでようやくお蔵入りになってたZEROに歌詞をつけてボーカロイドに歌ってもらおうと思ったんですね。
このZEROという曲は主人公は女の子ですが、詞の内容は完全に体験談を書きました。
バンドが嫌になってから、再び何かをやろうと思えたまでを歌詞にしました。
ものすごーーーーーーーーく単純に言うと、どんな選択も間違ってないしそれでよかったんだなっていう内容です。
でも、この時はまだZEROをZEROSHIKIでやろうとは思っていませんでした。
ZEROSHIKIの活動もやろうとは思ってませんでした。
そんなある日のこと、眩惑庭園のレオが岡山に帰るから見送りの意味も込めてライヴしようとメンバーが連絡してきました。
正直乗り気になれなかったんですが、前の零のメンツが抜けて大変な時にレオには本当に心身ともに助けてもらったので少しでも何かできたらと思いライヴをやることにしました。
そのライブは、今見たら100点とは言えませんが自分的にとても良いライブでした。
そこで初めて、今のメンバーを感じたというかしっかり見れたというか、うまく言えないけどこのメンバーでしっかりやっていこうと思えたんですね。
2016年、9月の事です。(結構最近っちゃ最近。テヘペロ)
みんな各々思う事はあったのにもかかわらず、私が復活するのを黙って待っていてくれたメンバーには頭が上がりません。本当に感謝しています。
そして、そこからが今までの私はなんだったのかというぐらいZEROSHIKIに気持ちを注ぐようになりました。
そうして、音源だライヴだと動いている時にふと思いました。
そうだ、ZEROを出そうと。
ZEROSHIKIが嫌になったけど、過去最高に情熱を燃やしてる今のZEROSHIKIで形にしようと。
と、できた曲なんですよね。
メンバーとキルスウィッチャーズのみんなとエロゲと友達と嫁に救われた私の集大成的な曲です。
まぁこんだけ語っても聴かない人は聴かないのが世の中なんですがね。
聴いてもいいかなって人は是非。