世界で一番ゴッホを描いた男を見て思った事
世界で一番ゴッホを描いた男っていう映画を見た
簡単に言うと、20年間ゴッホの複製画をひたすら描き続けてきた主人公が、実際のゴッホの絵をオランダに見に行くっていうドキュメンタリー
なんか、すごく良かった
絵を描いたり、音楽を作ったりしたり、そーいう創作してる人は見ておいて間違いはないと思う
複製画を描くっていう仕事だから、ひたすら描いてるんだよね
しかも家族総出でさ
月に何百枚って描くんだよ
独学でずっとやってきててさ
それでも素人が見たんじゃ、半端ない出来なんだよね
ハッキリ言って凄い
で、主人公が実際ゴッホを生で見てさ
自分が描いてきたゴッホはマジでなんちゃないって言うんだよね
色んな想いが入った言葉だよ
依頼されて複製画を描くという職人としての自分
ゴッホはひたすら自分の内面を描き続けてきた芸術家
そーいう職人と芸術家とは?みたいな問いもあって、色々考えさせられるよ
みんな創作をする人は、1人でも多くの人に見てほしい、認めてほしい、評価されたいっていう思いが必ずあるよね
でも、実際はそー上手くいかなくて
やればやるほど、反転して行くのが世界の理なので
みんな苦しくなって行く
その先に何があるのかと考え始める
実際お金と時間を沢山使うしね
生活もあるしね
まぁこれは自分で消化して進んで行くしかなんだけどさ
私は、音楽が好きで時間とお金を使ってやらせてもらっているけど、本質にあるのは楽しく生きて行くことっていうのがあってさ
全ての優先事項は音楽だけど、それ以外にも美味しいもの食べたいし、いろんなゲームやりたいし、あっちこっち観光もしたいしって常に思ってる
だから、苦しい思いをしてまで音楽はやるもんじゃないと思っている
作品作りでの苦しみはありだけどね
そーいうと、趣味だろとかプロにはなれないなんてよく言うチンカスがいるけど、まぁベクトルが違うんでしゃーないね
そーいう意見もまた正しいし
金を稼ぐという意味で言えば、音楽としてはプロではないと思うけど、音楽をしながら生きて行くという本質的な意味では、私は誰よりもプロフェッショナルだ
と、思う 笑
何よりも、私は自分の作品が大好きだからなぁ
普段自分のバンドの曲聴かないけど、ふとした時に聴くと、心が満たされる
私やっぱすげーじゃんってなる
自画自賛って最高なんだよ 笑
結局みんな何かと比べて苦しくなるじゃん
作品に限らず、生き方でも
関係ないから
私は私
あなたはあなた
比べるな
自分の作品を愛せ
愛せなければ愛せるまで作れ
ただそれだけ
作れなったら、美味いもん食え
格ゲーでもやれ
逃げたきゃとことん逃げろ
結局気づけばまた作ってるから
あっという間かもしれないけど、先は長いよ
まぁ比べず、楽しく生きて行こうって話しでした
世界で一番ゴッホを描いた男見たほうが良いよ