テイラー・ホーキンス
私が大好きなドラマーの1人、テイラーホーキンスが亡くなった。
今日の朝一番で飛び込んできた衝撃だった。
元々フーファイが好きなのだが、本当にフーファイというバンドにのめり込んだ理由の一つとして、テイラーホーキンスの存在はデカかった。
2003年の、幕張で行われたマジックロックアウト。
それが私が体験した初めてのフーファイの生で見たライブ。
最前で声を枯らし、拳を突き上げていたのをいまだによく憶えている。
フーファイは、ワン バイ ワンを出したあたりだった。
初めてのデイブグロールは本当に感動した。
オールマイライフ、マイヒーロー、ラーントゥフライ、新旧織り交ぜたセットに大興奮だった。
そして多分アンコール前だと思ったんだけど、オーロラをやったんだよね。
その時の、テイラーのプレイが私にとってはマジで衝撃的だった。
別に変わった事をしてるとかではなかったが、とにかくエモーショナルだった。
頭の先からつま先まで、全てからエモーショナルが出ていた。
特に顔。
笑顔まじりの激情。
もうそこから号泣だった。
私は感動しすぎて、5次元にいたと思う。
エモいなんていう全くエモくない言葉が飛び交う世で、あれは唯一無二のエモさだった。
あのプレイを見てから一気にテイラーホーキンスにハマった。
そして益々フーファイが好きになった。
テイラーホーキンス。
パワフルでエモーショナル、更に歌えて気さくな人柄。
言うことなしだった。
彼の死を多くの人が悲しむだろう。
死因は公表されていないが、50歳という年齢は若すぎる。
正直ここ数年のアルバムは、私に響かなかった。
自分が歳をとったせいもあるだろう。日々感情は移り行くから。
でも、響いてないからといって聴かなかったわけではない。
彼らが活動している様が心地よかった。
最後にフーファイのライブを見たのは、エコーズ、サイレンスのツアーの時だったのでだいぶ前だが、ここ数年のライブも見に行っておけばよかったという後悔は別に無い。
別にライブに行かなくても、テイラーの音は私の心に鳴っていた。フーファイは常に側にいてくれている。
誰が死のうが、世界は流れていく。
テイラーに感謝しつつ、私も日々を大切に過ごして行くだけなのだ。
最近面倒でブログを書こうと思っていなかったが、今回はどーしても書いておきたかった。
本当にありがとうございました、テイラーホーキンス。