2010年代の10枚 前編
10年代が終わり20年代に突入したわけですが
10年代を振り返って、これだと言う10枚を選びました
100枚ぐらい選べるけど、めんどくさがりな私は10枚にしておきます
今日はその前編として5枚あげます
分かりやすくメタルじゃないアルバムを5枚
後編でメタル5枚って感じで行こうかなと
まず1枚目
Today Is A Beautiful Day / supercell 2010年
このアルバム以降のアニソンやアイドルソングは、みんな君の知らない物語にたどり着きたいんじゃないかと思ってしまうぐらい、各方面に影響を与えてるモンスターアルバムだと思います
私、何回聴いたか分かりません
むしろ聴いてないのでは!?と勘違いしてしまうぐらい空気のように身体に入ってます
やなぎなぎの化け物級切なさ歌声エネルギーがヤバすぎる
曲もバラエティに飛んでいて飽きないし、ん?これどっかで聴いた事あんなって言うのも正直ありますが、それすらもアリにしてしまうアルバム
こーいうアルバムを叙情的というのでしょう
ちなみにこのアルバムの完全再現ライブを観ることはできないと思うので、完全再現バンドを組みたいっていう野望をずっと抱いてます
では、2枚目
言わずと知れた、ケロQ不屈の名作エロゲーのサントラです。この素晴らしき日々というエロゲーは、今までやった数あるエロゲーの中でも3本の指にはいります。
正直描写がキツい所があって人を選ぶ作品だと思います。暴力的な描写とか。しかし、18禁だからこそ踏み込んだ表現がしてあってとても良いんです。最後までやって伏線も回収すると、ほんと晴れ渡った空を見上げているかのような気持ちになれますね。
サントラの話をしないとね 笑
もうね、ピアノ曲が素晴らしい
エリックサティの曲も出てきます
エリックサティなんて1曲ぐらいしか知らなかったのが、このアルバムをきっかけに色々聴きました
多分数人でそれぞれの曲を作ってるっぽいんですが、みんなちゃんと色があって作品にしっかり合っていて最高なんですよ
このエモが死滅状態の世の中でこーいったアルバムがエモいって言うんですよ
3枚目
SawanoHiroyuki[nZk] / 2V-ALK 2017年
もうすっかり売れっ子劇伴作家ですね
はっきりいって澤野さんの曲は外れ無しなんですが、その中でも私はこの2V-ALKが一番好きですね
ユニコーンガンダム、リクリエイターズ、この辺私はみんな好きなんでドンピシャなんですよこのアルバム
厨二心をそそられるジャケも最高
アルバム通してダレないで聴けます
一曲一曲の完成度が高いですし、ゲストボーカル陣も安定の澤野一派だし
澤野さんの作品っていうと新しいのも良いんですが結局このアルバムに戻ってきますね
4枚目
Blake Robinson Synthetic Orchestra / Chrono Trigger Symphony : Volume 3 2014年
10年代を代表するゲームミュージックのアレンジといえば、完全に彼ですね
このクロノトリガーのアレンジアルバムに関していえば、光田さんご本人が出されたハルカナルトキノカナタヘより全然素晴らしいです
シンセティックオーケストラって言うように、1人でシンセでアレンジしてるんですよね
とても1人とは思えない完成度の曲ばかり
今回選んだのはボリューム3ですが、勿論1、2とあってクロノトリガーの曲全部あります
マジでどれもヤバい
私はこの3枚目が1番好きで聴いてるのでボリューム3を選びました
特に1番最後のエンディング曲はマジで泣けてくる
あのクロノたちがシルバードに乗って夜の空を飛び回るシーンがマジでリアルに浮かんできて、思いを馳せすぎて何回動けなくなったことか
勿論、光田さんの原曲が素晴らしいってのがありきですがそれにしても素晴らしいオーケストラアレンジですね
5枚目
amazarashi / 千年幸福論 2011年
私が大好きな本当に数少ない日本人アーティストamazarashi
このアルバムから私はamazarashiにどハマりしました
青森出身のオタクの全身全霊の魂の叫び
嘘偽りのない曲がすごく響きます
日本語がとても良い
全くジャンルは違うけどBz並みに歌詞が刺さる
amazarashiも完全に叙情的エモバンドでしょうね
良いとか悪いとかレベルの先の感情揺さぶってきますからね
とんでもない
とまぁ簡単でございますが、前半の5枚は以上です
みんなも吐くほど悩んで10枚選出してみて下さい
最高に愛おしくて苦しい時間を味わえますよ 笑